2008秋季女子Cブロックリーグ戦結果
・各校4名出場、上位3名のトータルスコアにより順位を決定
・優勝校はBブロック昇格
順位 |
大学名 |
1日目 |
2日目 |
TOTAL |
1 |
立教大学 |
256 |
274 |
530 |
2 |
成城大学 |
287 |
280 |
567 |
3 |
上智大学 |
291 |
296 |
587 |
4 |
聖心女子大学 |
291 |
305 |
596 |
5 |
成蹊大学 |
311 |
298 |
609 |
6 |
日本女子大学 |
318 |
323 |
641 |
7 |
大妻女子大学 |
319 |
334 |
653 |
個人別成績 |
1日目 |
2日目 |
名前(学年) |
I N |
OUT |
TOTAL |
I N |
OUT |
TOTAL |
秋山 紀子(3年) |
|
|
|
47 |
56 |
103※ |
原 亜裕美(4年) |
43 |
40 |
83 |
42 |
46 |
88 |
秋山 紘子(4年) |
49 |
44 |
93※ |
|
|
|
久恒 葉月(4年) |
45 |
45 |
90 |
46 |
47 |
93 |
渡 美貴子(4年) |
43 |
40 |
83 |
45 |
48 |
93 |
※2日間ともINスタートのため、INコーススコアを先に記載いたしました。
以上の通りとなり、本校は優勝し、Bブロックに昇格いたしました。
2年前の秋、ここ那須ゴルフクラブにおいて、立教の女子はCブロックへ降格しました。アテスト会場で、4年生の中島が
涙を拭きながらアテストしていた姿を今でも覚えています。当時2年生ながら3人が試合に出ていましたが、彼女達にとっ
てもその時の悔しい気持ちは決して忘れることが出来ない思い出になったことだろうと思います。 続く3年生になっ
たリーグ戦では、優勝を目指すものの、春・秋とも3位に終わりました。 順位は3位ですが、優勝校との力の差はかなり
離れていたのが事実でした。 そして4年生となった春のリーグ戦。いよいよ優勝のチャンスが来ました。私もそうでした
が、彼女達自身もかなりの確率で優勝出来ると感じていたはずです。 初日8打差をつけてトップ!優勝がもう目の前で
した。しかし神様は私達に再度の試練を与えました。8打差はひっくり返され2位となり、Cブロック残留となったのです。
2年前にBブロックより降格した時よりも悔しかったかもしれません。 そんな悔しい思いを全員がもちながら、本リーグ戦
は始まりました。悔しい思いを誰よりも経験した彼女達の思いは、ショット、アプローチそしてパットと、全てのプレーに現れ
ていました。コース内に入り、間近でプレーを見ていた私には、他の大学のどの選手よりも、一打一打を大切に、丁寧に
プレーしている彼女達の姿が痛いほど見えていました。 初日2位校に31打差をつけ、文句なしのトップです。さすがに
これだけ差が離れたトップは、私も監督をやらせていただいてから経験がないと思います。 そして更に2日目も差を広げ
37打差をつけ優勝をいたしました。個人成績でも、1位、2位、3位が原、渡、久恒であり、完全優勝といっても過言ではな
いと思います。 ところで、4年生で今回のリーグ戦に出なかった者があと二人います。服部と窪田です。この二人は決し
て残りの4年生4人と比べて、実力がないわけではありません。試合に出れば、きっと活躍してくれたことだろうと思います。
レギュラーを決める合宿では、秋山紀子(3年)よりもちろん良い成績でした。しかし自分のことや、今年だけのことを考え
ず、来年以降のことも考えながらチームを作っていくという方針に快く賛同してくれて、自ら退き、下の学年にチャンスを与
えてくれました。 また、本リーグ戦初日に出場した秋山紘子(4年)は、初日のアテストが終わり、全員で食事をしている
テーブルで、「私は、明日は出なくてもいいので、来年を考え、秋山紀子(3年)にチャンスをあげてください。」と言ってくれ
ました。 昨年、50周年を迎えた我が立教大学体育会ゴルフ部ですが、このような部員のすばらしい気持ちがある限り、
我が部は70周年、100周年…と永遠に不滅であると確信しました。 試合の話に戻りますが、久恒もよく頑張りました。
彼女は爆発的なスコアこそ出ませんが、確実で堅実なゴルファーであり、団体戦では必要不可欠な存在であることは間違
いありません。 原は、試合では必ず結果を出してくれる選手でした。リーグ戦ではいつも一番良い成績だったと思います。
ゴルフ、そして試合を楽しみながらプレーしている姿が印象的でした。 渡は2年連続の主将としてチームを精神面で引っ
張ってきました。試合では本人が望むスコアは出せなかったかもしれませんが、ゴルフ部における彼女の存在は絶対的
なものだったと言えるでしょう。また、ここ最近の女子部員の中では、一番ドライバーの飛距離が出る選手だったのでは
ないでしょうか。 最後になりますが、この立教大学体育会ゴルフ部の新たな歴史のスタートとなりました51ページ目を、
優勝という輝かしい成績でかざることが出来ましたことは、OB・OGの皆様による応援があり、選手である学生にすばらしい
環境を与えていただいた選手ご父兄やご家族の皆様の絶大なるご協力があったから成しえたことであり、この場をかりて
深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
(監督 青木)
プレー、表彰式の写真はこちらからどうぞ